あなたの「やりたいこと」は本当に望んでいることですか?
「私には夢がある、やりたいことがある」という人がいる。
目指すものがあるのって、無いよりハリがあっていいよね。
だけどやりたいことの先に幸せがないことがわかっても、それにこだわり続ける人がいる。それがどんなにおかしいことか、気づけなくなっている。
「やりたいこと」というのは、他人から見てどうであれ、当人にとって幸せに繋がるからやりたいと思うのだ。その結果が、望んだ幸せが手に入らなかったとしても、そもそも幸せになるために望んだのは間違いない。
だから「やりたいこと」の目的を目一杯要約すると、「幸せになりたい」以外に答えがない。これはキチガイでさえ同じだろう。
でもそれを頑なに認めようとしない人がいるわけだよ。
なぜか。
それは幸せになるための手段が、いつの間にか目的になっているからだ。やりたいこと自体が幸せを感じるなら、そりゃあやめにくいわな。
でもね、そういうちょっとの幸せを望んでたのかな?
やりたいことをやれている時は幸せだけど、あとの時間は苦しみばかり。
そんなの望んでたのかな?
トータルでの幸せを望んでたんじゃないのかな?
「不幸の中のちょっとの幸せ」にしがみついて、「幸せな人生」を投げ捨てちゃっても納得できるなら、それはそれでもいいんだけどね。
夢を捨てろって言ってるんじゃないの。
根っこから見直してみたら、自分が本当は何を求めていたかわかるかもよ?
ってこと。