「哲学の専門家」ではありません。
  天使のような純真さで疑問を投げかける犬畜生です。

2020-01-01から1年間の記事一覧

ある日の回想③

野球が好きな人がいて、「自分は本気で真面目に野球をやりたいと考えているんだ!」と言いながら、やっていることが ・僕の考えたすごい魔球(投げられない)・打ったら三塁に走ってもいい理由を考える・特定の場合だけ4アウトまで認めるべき理由を考える・…

ある日の回想②

人間は真理と呼ばれるものに近づけるとは思う。一足飛びに近づけるとは思わないけど、近づくことはできるはずだ。しかしそれができるのは妥当な努力を積み重ねた者だけであって、追い求めてる風の気持ちやポーズだけでは一切近づけない。 哲学が好きだとか、…

ある日の回想①

わざわざ落胆する必要もないことで落胆してしまった。 哲学カフェをやるつもりなんだろうと思って見ていたら、ルールはおろか進行方向も決まっておらず、まったく関係ない話題が錯綜するのは大歓迎とか言いながら、「ここでは対話をして欲しい」と言っていた…

答える前に「いろいろ」考えてみた?

「重要なのはAかBか」 たとえばこのような問いがあるとして、Aの方が重要だとか、いやいやBの方が重要だとか、はたまたAもBも重要だとか答えたとすれば、その回答者はろくに考えていない。自分の中にある「それっぽい答え」を探してきて答えているだけだ。何…

「私」を考える

私とは、自分と外界を分ける「境界線の内側」を指す言葉だが、自分と外界とは何によって分けられているのだろうか。皮膚によって? そうだとすれば体内に埋め込まれたペースメーカーは、私の一部と認識されるのか。有機的な結合によって? そうだとすれば承…