ざれごと
言葉は同じでもその意味するところは人によって違う。その違いが価値観の違いだ。「あなたとは価値観が違う」というのは、言葉にこめている意味が違うってことだ。 だから同じ言語で会話していても意味が通じない。さて、じぶんの価値観を細かく知ることは、…
幸せになるために何よりも必要なことは、「必ず幸せになるやり方を心から欲する」ということだ。「必ず幸せになるやり方」を知りたくて知りたくてたまらなくなれば、それがどんなやり方であろうと実行する。そして実行するから幸せになれるのだ。「あれは嫌…
主観的(個人的)な善悪の定義を書いてみよう。 (主観的な)善とは、じぶんが快く納得できること。 (主観的な)悪とは、じぶんが不快で納得しかねること。 対照的になるように客観的(世間的)な善悪の定義も書いておこう。 (客観的な)善とは、「みんな」が快く納…
※このエントリはまとめです。 幸せの構造 自信の構造 愛の構造 大切な人に助言する時の注意点 謙虚な心と感謝が大切な理由
自信を持って生きる人間は、他人を攻撃する必要がない。 他人を貶めて自尊心を満足させる必要がない。 自分には絶対的な価値があり、他人の存在に脅かされることがないからだ。 欲しい物もない。 持っているもので満足できるからだ。 怯える必要もない。 自…
生き方が間違ってる人が気になる場合がある。 それじゃあ幸せにはなれないよ、という場合だ。 どう生きようとそいつの勝手だ。 ...とは言うものの、野垂れ死んで欲しいわけでもないなら助言のひとつくらいしたくなるものだ。 その時に大切なのは、その相手の…
※幸せの構造、自信の構造 からの続き 自分の価値を認めてくれる他人は、自分にとって嬉しい存在だ。自信の源になる。だからそれも自分と同じように大切になる。自分と同じように大切になれば、自分の分身のように感じられる。でも、それでも他人に変わりはな…
※幸せの構造 からの続き しかし自分のモノサシがわからない人がたくさんいる。 なぜわからないのか。 それは自分をよく知らないからだ。 自分が真に求めているものがわからない。 それでどうやって幸せになるのだ。 だから幸せになるためには、自分をよく知…
幸せってのは、不幸とセットだ。カードの裏表のようなもの。 「不幸はいらない」ってのは虫のいい話で、不幸も苦労も無いなんて選べるものではない。デキゴトってのは勝手にやってくるものだ。それを幸と受け取るのも自分だし、不幸と受け取るのも自分なのだ…
以前に相談を受けた時にこんなことを言われました。 「私は心の奥底で、運が悪いと思いこんでいます。」 と。 この人はじぶんで気づいています。そう、それはただの思いこみです。 モノゴトは視点によって良くも悪くも見えるものです。 大きな挫折がきっかけ…
価値とは人間(主観)が決めるもの。人にとっては認識したものだけが価値になる。 認識し、その価値を当人が決めることによって価値が生まれる。認識しなければ、当然、価値が決まることもない。 面白がることが、面白さの根源。面白がろうとしなければ、ど…
多くの人と話す機会を持つと、色んな反応に出会う。楽しいと言われることもあれば、つまんないと言われることもある。話してることはあんまり変わらないのになんでなんだろう?考えてみると、おれはだいたい誰と話してもそれなりに楽しく話せる。おれが楽し…
プレゼント。 愛情という武器を手に、相手の心という陣地に踏み込む攻撃である。 心に踏み込んで陣地を奪うことを目的とする。 プレゼントは相手に喜んでもらうことが目的だ。 贈り主が趣味の押しつけをすることではない。 もちろん、値段の高低が愛情のモノ…
自己犠牲というのは、「誰かの幸せのために自分が不幸になっている」ということだ。 たとえば、子供たちのために自分が。 たとえば、親のために自分が。 自分が犠牲になっているという言い分は、「誰かの幸せは私の自己犠牲のおかげだ」と言いたい気持ちや、…
「料理は愛情」 言わずと知れた、料理研究家の結城貢の名言。 しかし広まっているのは誤解ばかりのようだ。 愛情を込めるというのは、「美味しくなーれ♪」と思いながら料理することではないし、好きな人のことを思い描きながら料理することでもない。 【自分…
怖がってばかりいる人は幸せになれない。 傷つくのが怖くて他人に期待できない。だけどそれを認めようとしない。 そうすると傷つくのが怖いという事実にフタをして、別の理由を探す。 そうやってだんだんと、じぶんの本当の気持ちがわからなくなって行く。 …
人は「なに」で幸せを感じるのか。お金があったら? いい女(男)をモノにできたら? 頭がよかったら? スポーツで勝てたら?そうではない。それは表面の話。人は「自分が欲しいと思うもの」を手に入れた時に幸せを感じるのだ。誰にどれだけ褒められようと、ど…
自分で決めないということは、自分で選ばないということ。自分で選んでいないのだから、自分には責任がない。 思い通りの状況でなければ、それは自分以外のせいに決まってる。標的を見つけたが最後、疑わない。そいつが悪いに決まってる。なぜなら自分が悪い…
自利利他(じりりた)という言葉がある。仏教用語。元々、伝教大師最澄の言葉らしい。 自利利他の「利」とは、仏教用語の「利益(りやく)」であり、幸福という意味だ。つまり、自利とはじぶんの幸福ということであり、利他とは他人の幸福ということだ。 自…
執着。 もっと言えば関係そのもの。そもそも善悪で判断するものではなく、向けられる感情によって見え方が違ってくるもの。 善意の愛の形として想像されるものは、親子の情や恋愛感情などと思われる。対して悪意の愛の形として想像されるものは、恨みや憎し…
「悩んでいる」 「ずっと考えてるけどどうしたらいいのか」 本人は「悩んでいる」から「考えている」と思っているんだろうけど、悩むというのは考えてはいない。それは迷いだ。 悩みの原因の大部分は「決定しない」ことにある。決定を保留しているからいつま…