「哲学の専門家」ではありません。
  天使のような純真さで疑問を投げかける犬畜生です。

謙虚な心と感謝が大切な理由


自信を持って生きる人間は、他人を攻撃する必要がない。
他人を貶めて自尊心を満足させる必要がない。
自分には絶対的な価値があり、他人の存在に脅かされることがないからだ。
欲しい物もない。
持っているもので満足できるからだ。
怯える必要もない。

自信を持つ者にとっての他人とは、自分を肯定してくれるかも知れない存在だ。
自分の目指す姿かも知れない。
自分が気をつけるべき姿かも知れない。
自分のモノサシの足りないところを埋めてくれるかも知れない。
自分に愛を向けてくれるかも知れない。
自分のモノサシで生き、自分の幸せを求めているから、知らないところで迷惑をかけているかも知れない。

だから感謝する。
だから申し訳ないと思う。
自覚している何かに対してではなく、自覚していない何かに対して、感謝し、申し訳ないと思う。
そういう姿勢がなければ絶対に見落としがある。
見落としがあれば、そこから不幸が始まる。

だいたい、すでに満たされてるんだから他人にもらいたいものがない。
なのに色々もらってしまう。
気づいてても、気づかなくても。
だったらもういっそのこと、全部感謝してしまえ。
自分勝手にしか生きられずに申し訳ないと言ってしまえ。
どうせそれしかできないんだ。