「哲学の専門家」ではありません。
  天使のような純真さで疑問を投げかける犬畜生です。

じぶんを大切にできている例

じぶんを大切にするとは

じぶんを大切にできている場合の特徴的な態度を列挙する。

  • じぶんのよい面、悪い面をすべて直視し、観察することを厭わない態度。
  • 悪い面を理由に自己嫌悪せず、「ではどうするか?」を考える態度。
  • 目的は幸せになること。じぶんが常に幸せでいることにあり、幸せで居続けるために幸せから遠ざかることを徹底的に拒否する態度。
  • 否定や批判に対して過剰に反応せず、むしろ自己改善のチャンスと思う。
  • お手軽な褒め言葉やお世辞、ごますりに対する拒絶。
  • 美辞麗句を嫌う。耳障りがよく、人間的に上級なイメージの言葉の裏にある不純に敏感になる。
  • よく考えず他人の立派そうな意見に同調したり、いいに決まってる!悪いに決まってる!という短絡、いわゆる「お花畑思考」を嫌う。
  • 自身が向上するために、厳しい助言(批判も含む)をありがたいと思い、その助言からじぶんの行動と心理状態を省みて改善する習慣がある。
  • 他人の意見は参考にするが振り回されない。自分の価値基準・責任でのみ行動する。
  • じぶんの生き方はじぶんで決め、その責任の一切を負う覚悟を持っている。じぶんの人生に関する責任を誰かのせいにすることを拒絶する。

別の言い方をすれば、じぶんに嘘をつかない状態。
じぶんに嘘をつかなくてもいい状態を作ることもそうだし、嘘になっていないか確認する習慣もそうだ。

偽物を拒み、本物だけを求める。
他者からのものでも、じぶんからのものでも、偽物か本物かで判断する。
豪華な偽物では喜ばず、みすぼらしい本物で喜ぶ。
100kgの金メッキのまがい物ではなく、1gの純金を求める。

そして、安易に本物と断定しないこと。
常に「じぶんに騙されている可能性」を恐れること。
そうすることで、よくじぶんを観察することができる。

観察し続け、認め続ければ、それがじぶんへの理解になる。
本当のじぶんを理解することが、じぶんを大切にすることの第一。