「哲学の専門家」ではありません。
  天使のような純真さで疑問を投げかける犬畜生です。

2017-08-14から1日間の記事一覧

意見を述べることについて

私は、「様々な批判に耐えてきた、あるいは今後も耐えられる、質実剛健な観点や解釈」を好む。逆に私は、「単なる思いつきや決めつけ、独自色が強くて他人が納得しにくい意見」を好まない。これを別の言葉で表現すると、「偏見」だ。私は偏見という言葉が嫌…

信用創造の嘘

世界経済の軋轢は、信用創造というまやかしによって生まれている。 どういうことかというと、単純化して説明すると以下のようなことだ。 ごく狭い範囲内での信用創造はできるが、範囲外から見た場合に「総体の信用」に増減はない 社会全体のコスト比率が変わ…

哲学的対話:「隠れた前提」を明らかにする

対話している中で、話している時の前提イメージが違うなと感じたら、現象学のエポケーを応用するのがいい。 エポケーというのは、「判断を保留する」ということ。 同じ「目的」を共有できているか?まずこれを確認する。そのために、「共有できている」とい…

共感について

一般に使われる「共感」という言葉には、二種類の意味があると思っている。 ある意見や観点について、納得感を得たという意味で使われる共感 他者の感情について、同じように感じるという意味で使われる共感 私は、1.の共感については、主観的な意味が強く、…